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仕事で色の配色や組み合わせを取り入れると、作業効率がアップしたり人間関係のクッション的な役割になったりと、さまざまな効果が期待できます。

プレゼンや商品の配列など、見た目を良くしたい場合にも色のもつ要素を知っておくと心理的効果を発揮することもあるのです。

例えば大田区や世田谷区の役所ホームページを見てみると、注意すべき項目には赤や黄色が使われ、検索項目では目に優しい青が使われています。

今回は仕事で役立つ、活用したい色の組み合わせについてご紹介します。

重要な商談や打ち合わせなど大事な場面が控えている人も、ぜひ活用してみてください。

色が持つ基本的な要素

政治家がシーンによってネクタイの色にこだわっているという話があります。
選挙や演説など、パワフルさや情熱をアピールしたい時には赤いネクタイを選び、討論など知性をアピールしたい場面では青系のネクタイを選んでいるのです。

色は見る人の深層心理に影響するもの。
自分の日常生活や仕事でも取り入れてみると、色の持つパワーの恩恵を受けられる場合がありますよ。

ここでは色が持つ基本的な要素をみてみましょう。

色相環と二次色

色相環とは色相を環状に配置したもので、色の組み合わせを考える際に活用できます。

色相環の中でも赤、青、黄色は色の三原色と呼ばれます。
橙は赤と黄色を混ぜて作られ、緑は青と黄色を、紫は赤と青を混ぜて作られるため二次色と呼ばれています。

明色と暗色、暖色と寒色

明度の高い色は明色と呼ばれ、元の色に白をまぜて作られます。
明度の低いものは暗色で、元の色に黒を混ぜて作られるものです。

赤や橙などは暖色、青や紫は寒色と呼ばれています。

・補色色相配色
色相環上で向かい合った色は補色色相配色という関係にあります。 例えば、クリスマスカラーで有名な赤と緑は色相環で向かい合っている補色色相配色で、コントラストがはっきりしていることが一目で分かるでしょう。

橙の商品を目立たせたいなら背景は青、紫の文字を目立たせたいなら背景を黄色にするなど、アクセントを生み出せます。

・分裂補色配色
メインの色1つ、その補色を1つ、補色の隣にある色1つという計3つの色の組み合わせを分裂補色配色と呼びます。
コントラストが生まれるものの、補色色相配色ほどの強さはないためカラーコーディネートの初心者向けテクニックとして有効です。

・類似色相配色
色相環上で隣り合った3色が類似色相配色です。
色味が似ている者同士でうるさくなりがちなため、仕事で使うには注意が必要でしょう。 ・3色配色 等間隔にある3色のことで、赤、黄色、青や緑、黄色、青などがこれにあたります。 強めのコントラストが生まれるものの、等間隔でバランスがとりやすくインパクトを演出したい場合にもおすすめです。 例えば赤をメインにして、黄色と青を少し配置するといった使い方はアクセントのバランスがとりやすくなります。

色の組み合わせを仕事に活かすコツ

仕事で色の組み合わせを意識するにあたり、次のようなポイントは押さえておきましょう。

・最大3色までにしておく

4つ以上の色を使うとバランスがとりにくかったり、見た目がうるさくじっくりと見られない配色になってしまいがち。
例えば赤と青の派手な色を使う場合には白を添えるなど、見ていてごちゃごちゃしない組み合わせが失敗しないコツです。

・メインカラーを1つ決めてから他の色をピックする

いくつかの色を組み合わせる際には、メインとなる色を1つ決めて、色相環も意識しながら他の色をピックしてみてください。
どこを引き立たせたいのか、どんな印象を与えたいのかといった部分も、色が与える印象ごとに配置すると組み合わせやすくなります。

仕事のシーンごとで使える色の組み合わせ事例

ここでは色の持つ心理的効果とシーン別に使える組み合わせをご紹介します。

■赤
活発的、情熱的な印象を与える色。
プレゼンや商談でワンポイントとして活用できます。
やる気を出したい時にデスクの周囲に赤を置くのもおすすめです。 人と会う時やコミュニケーションを取りたい場面でも活用できます。

■青
落ち着いて話をしたい時や冷静な判断が必要な場面、集中して仕事をしたい時には青を使うのがおすすめです。
クールダウンや冷静さを意識するきっかけになります。
デスク周りを綺麗に保ちたい場合にも、青を置いておくと散らかっているのが気になるという心理的効果が期待できます。

■黄色
親近感や明るく優しい印象を与えてくれる色なので、ラフに話したい場面やとっつきにくい印象を持たれがちな人は活用してみましょう。

急ぎの案件や注意すべき点をメモする時には、黄色のポストイットやメモ用紙を使うと意識しやすくなります。

■緑
穏やかな気持ちにさせてくれるので、司会やファシリテーション、調整役などのシーンで身に付けるといいでしょう。
休憩や休日にリラックスしたい時にもおすすめです。

■白
清廉や清潔感をイメージさせるので、清潔感をプラスしたいシーンにおすすめです。
また遅刻癖がある、納期を意識したい時にも白のものを置くといいでしょう。

・人に威圧感を与え、怖がられてしまう人
 →優しさを与えるピンク、和むオレンジ。心が温かくなり会話が弾む。

■橙
明るく元気で優しいイメージをもたれやすく、周囲から威圧的だと思われがちな人が身に付けると印象がガラリと変わります。
初見でも気さくに話したい場面でもその場の雰囲気を明るくなじみやすいものに変えてくれるでしょう。

■黒
高級感やプロフェッショナル感をプラスしたい場面で使える色です。
ただし、部下を叱る際に黒や赤を身に付けていると威圧感が大きくなってしまうので、注意が必要です。

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